明和電機 “SUSHI GO!”
しばらくまたお休みしてしまいました起床音楽ですが、本日から復活とさせていただきます。5月13日に長崎県美術館で明和電機のライブがあり、東京から帰ってきた直後にお伺いしました。


「明和電機」はオタマトーンが最も有名な音楽発明家でシンガーソングライターの土佐信道さんが(ほぼひとりで)主宰される音楽ユニットで、昨年には母校の筑波大学の教授に就任なさっておられます。スーツケース2個分で軽自動車(ラパン)に収まってしまうという数々の独創的な楽器に加え、オタマトーン、ゴムベースなど楽器の直売も行われました。曲が始まるとき「スイッチ、オン!」と仰るのが印象的でした。

様々な名曲が演奏される中でやっぱり私が一番反応してしまったのがこの「スシ・ゴー!」という楽曲です。寿司を握ると決まった音が出る機械「SUSHI BEAT」をわずか4個使うだけで出来てしまう楽曲です。土佐さんは「まず楽器を作り、その楽器のために曲を作る」と仰っており、この「スシビート」も直売がされていました。公式ウェブサイトでインターネットでも購入可能です。
「ゴムベース」の演奏も聴きましたが、元来からある楽器同様、やっぱり演奏者のスキルがあってこそ成り立つものであり、土佐さんのパフォーマンスの素晴らしさに感嘆したライブでございました。「ナンセンス・マシーン」と卑下されるんですけど、これ以上のハイセンスな機械は世界中探してもなかなかないと思います。ぜひお聴きください。
楽器の販促のために音楽を作られているので「レコーディングする暇がなかった」という「ジョリジョリジャー二ー」という新曲は素晴らしかったです。電球を振り回すパフォーマンスはSNSでバズる可能性が高いと思います。早く音源化していただき、Tiktokでバズって大ブレイクして、ぜひ紅白歌合戦に出場していただきたいと思います。こちらもぜひお聴きください。