令和3年 会津鶴ヶ城(若松城) 福島県会津若松市
2021, Tsurugajo Castle, Aizuwakamatsu City, Fukushima Prefecture.
年賀状をご覧になって初めてこのウェブサイトにお越しの皆様、いつも「起床音楽」でお越しになられている皆様、新年あけましておめでとうございます。私はこの1年間福島県郡山市に単身赴任して生活しております。差出人住所は九州のままでお送りしておりますが、郡山の私も、九州に住む妻・子供も元気に過ごしております。本年4月には九州に戻る予定でございます。日本の名城のひとつである会津鶴ヶ城(正式名称は「若松城」でして、併記しております)の城門から空を見上げ、年賀状をお送りした皆様方、このブログをご覧いただいた皆様の本年のご健勝と御多幸を祈念申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今回で16作目となった「白衣シリーズ年賀状」になります。PCですと上部の各表示、スマートフォンですと左下に表示される「メニュー」を押していただくと「平成16年」から「令和3年」までの表示が出てまいりますので、これらのリンクからこれまでの16枚全ての年賀状をご参照いただくことが出来ます。このご時世、全部見ていただければなかなかの旅気分になれると思いますので、ぜひお楽しみください。また、起床音楽やYoutubeコンテンツなど、おすすめの投稿や人気の投稿も自動表示される設定としておりますので、こちらもぜひお楽しみください。トップページからご覧になれる「起床音楽」は毎日更新しており、3年強にわたって毎朝目覚めの一曲を投稿しております。よろしければお正月にかかわらず、毎日でもご覧いただければ幸甚です。
撮影は令和2年10月24日の午前中でした。朝6時ごろに到着した時は雨が降っていたのですが、次第に晴れ間がのぞくようになり、私は撮影方向や位置を考えながら、天守閣の周囲で撮影を繰り返していました。午前9時を過ぎて場内の史料館がオープンした後、スタッフの方々に許可をいただき(もちろん入場券を購入させていただいたうえで)、他の観光客の方の迷惑にならないように見計らいながら、入り口の石垣に立たせていただきました。カメラのシャッターは自分が持っているスマートフォンとWifi電波でリンクさせるのですが、ぎりぎり電波が届かなくて切れては設定をし直しました。昔10秒タイマーをかけて所定の位置までダッシュしていたのが懐かしいです。
私は平成16(2004)年から、「白衣シリーズ年賀状」と題し、風光明媚のどこかに白衣の人が写っているという年賀状を毎年制作してまいりました。今年で17年となりました。多くの方々にご好評をいただき、今や趣味を飛び越えたライフワークとなりました。白衣の年賀状を始めてから数年たつと多くの方から「どうやって撮影したの?」とか「合成なの?」などと言った質問を良くいただくようになりました。当然あの小さい葉書にたくさんの説明を書くことは出来ませんから、「詳しくはネットで見てください」ということで、今はもうサービスを終了した「ジオシティーズ」を利用し、「年賀状特設ホームページ」(今は「ウェブサイト」と言うのが一般的ですが)を立ち上げました。
いつしか自分の表現方法が、年賀状以外にもできるようになればいいのにと思うようになりました。平成28(2016)年に現在のブログ(ワードプレス)を開設した時、その名前を「白衣シリーズ研究所」としたのは「白衣シリーズ年賀状」の説明ページだけだったコンテンツをもっと多様化できるように「研究」しようと思い立ったからでした。平成29(2017)年末ごろに現在まで毎日更新している「起床音楽」を開始し、一昨年からは事業としてYouTubeを収益化しようと考え、白衣を着て何かをやっているパフォーマンスなどを動画で編集し、頻繁にYouTubeに投稿するようになりました。私は今新たな自己表現を模索し続けておりますが、そのすべての起点となっているのがこの「白衣シリーズ年賀状」なのです。年末には少し迷いも生じましたが、私はこれからも白衣の年賀状制作を継続いたします。そして、今年もYouTubeの動画撮影を継続しながら、自分がやっている本業と何らかの形で結びついてゆければと考えております。
鶴ヶ城と会津藩の歴史については他の観光サイトにゆだねたいと思いますが、おかげさまでこの一年で私は福島県内の多くの地域を周遊し、近代史や原子力災害のことを中心に多くのことを学ばせていただきました。いつもなら「一度はお越しになられては」とお勧めしたいのですが、まずは新型コロナウイルスの事態が一刻も早く終息することを願っております。
最後に今回年賀状の印刷をご依頼した写真店のご案内です。多くのネット印刷会社が私のこだわり(差出人住所を必ず宛名面に記載し説明を加えるなど)に全く柔軟に対応できず、今年もご個人で経営される写真店「フォトステーション松美」様にお願いいたしました。写真の選定や調整などにたくさんのアドバイスをいただきまして、こちらからの無理な要望にもお応えくださいました。深く感謝を申し上げます。
最後までご覧くださり、誠にありがとうございました。