起床音楽5月5日

うしろ髪ひかれ隊 ご期待下さい!

うしろ髪ひかれ隊 ”ご期待下さい!”

今日はこどもの日にちなんで、大変思い入れのある一曲を流したいと思います。フジテレビで放映されていた教育番組、「ひらけ!ポンキッキ」の1988(昭和63)年度の主題歌です。これまでフルコーラスがYoutubeにありませんでしたので、私自身でアップロードいたしました。MP3TUBEでのアップは2回目ですが、今回も幸い著作権関係は大丈夫そうです。

1987(昭和62)年、おニャン子クラブから派生して生まれた3人組グループ「うしろ髪ひかれ隊」(工藤静香、生稲晃子、斎藤満喜子)は、リリースするシングル盤がすべてフジテレビのアニメ主題歌であったにもかかわらず、レコードの売り上げが好調でした。同じ年に母体のおニャン子クラブが解散した後も活動を続けていましたが、しばらくするとメンバーの工藤静香がトレンディドラマのスターダムを駆け上がって多忙を極めるようになり、1988(昭和63)年に入るとグループの目立った活動がなくなってしまいました。そしてこの曲が事実上のラストシングルとなり、コンサートの追加公演を終えたのち、グループは自然消滅してしまいます。

と、ここまでは「おニャン子クラブ」をリアルタイムで応援されていたであろう先輩方に向けてのエピソードとなりますが、私にとっては当時まだ小学1年生。そもそも幼稚園の頃やってた「夕やけニャンニャン」も16時台のアニメ再放送の後に始まるなんだかよく分からない番組でしかなかったわけですが、ポンキッキーについては毎朝観てから小学校に行っていた(幸運にも家から小学校が近かったというのは確かにある)ので、この曲も当時毎朝のように聴いていた曲でした。

2018年、45年続いた「ポンキッキ」のシリーズが終了することとなり、改めてCDで音源を入手して聴いてみたのですが、その歌詞に驚かされました。早熟ながらも向上心と親孝行の気持ちを秘めたほのぼのとした歌詞が続くのですが、最後の歌詞にはっとさせられます。

「何も言わずに信じなさい あなた方の子供のために」

自分の子どもがこんな気持ちを持つこともあるのだろうか、とほのぼの聴いていると、最後の歌詞で「あなたは親として子供を信じられるの?」、一気に現実を問いかけられるのです。1988年といえばまずは「バブル」が思いつきますが、当時は学級崩壊が問題として顕在化するのはもう少し先の話です。当時の問題は少年非行と校内暴力がまだ中心で、いじめの問題がやっと表に出てきた、というころ。きっと作詞者の秋元康さんは、親の子どもに対する過度な心配や過干渉がパラドックスに子供の健全な成長を阻んでいる、そう憂いていたに違いありません。子どもが生まれて、単身赴任ながらも親としてどうかかわるべきか思案する毎日の私は、本当に衝撃を受けてしまいました。

もちろん放任はいけないと思いますが、子供に本来備わっている向上心、孝行の気持ちを、親のこちらの都合で変に矯正することなく伸ばしていきたいものです。こどもの日にちなんで、今日の一曲を聴かれた皆様、お子様のますますの健やかな成長を祈念いたします。

なお、ポンキッキーズといえば「8時8分」です。投稿もその時間で!

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