【白衣・研究報告】御長寿のハリアー(30系)にドシロウトが外部入力(AUX-IN)を設置した件(要約編)

平成21年1月に購入したハリアーハイブリッド(30系)に、全くのドシロウトが新たに外部入力(AUX-IN)を設置した記録の要約版です。何かで参考にしていただければ誠に幸いです。

スマホの音楽を古い車内のスピーカーで聴くにはどうしたらいいのか? まず少ない投資でできる方法はFMトランスミッターですが、申し訳ないがあまりにも音質が悪いのです!

そこで、外部入力(AUX-IN)を新たに設置することにしました! まずは部品をネットで購入!

「ベルキン」というとってもスタイリッシュなメーカーのトランスミッターでBruetooth→ステレオミニプラグ(オス)(2019年10月追記:現在は販売停止になっているようです。他の有名なブランドも同じような商品を出していますので、それも掲載しておきます)

別にネットでなくてもどこの電気屋でも売っている変換プラグでステレオミニプラグ(メス)→RCA(赤白のやつ、オス)

トヨタのTVチューナーにつなぐためのVTRアダプターで、RCA(メス)→6穴ピンの独特な端子

計7000円くらいで買えました。

さあ、いよいよ手術(設置)開始だ!

まずはVTRアダプターをTVチューナーにつなぎます。このハリアーが生産された平成21(2009)年は、「地デジ化」の波が到来し、外観は一緒のハリアーでも、毎年のようにチューナーの位置が変わっていました。このハリアーでは面倒くさいことに、写真に示したような、トランクルーム右側の側壁の裏側にありました。

まずは、この床下を開きます。

ジャッキだのなんだの入っている容器を抜去します。抜き差しして取り付けるピンが2つあるので紛失に注意。

取り出した後がこれです。

ソケットレンチを使って6個のボルトを外し、トランクルームの床を外します。

最も後面にあったグレーのポケットのようなものも外し、

右側面の黒いポケットも外すと、見えてきました。太いケーブルがフェルトの壁の裏側に入り込んでいます。iPhoneでのぞき込んでみると、、、

これだ! 6ピン端子、これで間違いない!

無事につなぐことができました。次にこのケーブルを車の前側に引き込んでこなくてはなりません。さすがに後部座席を外して下を通すのは困難と考えまして、

後部座席の中央に挟み込み、カーペットの下を通して、中央助手席側にケーブルを通しました。

さてお次はフロントの美容整形手術です。「内張りはがし」を使ってトランスミッターを設置するところのインパネを外します。とにかく無理に力を入れないのと、複数の個所に爪を差し込んでちょっとずつずらすのがコツのようです。

この中でトランスミッターとケーブルを結合し、結束バンドでケーブルを束ねてインパネの中に入れ込みます。

さて、改めてエンジンをかけて、テレビの画面を見てみると、、、。

さっきまでなかった「VIDEO」のボタンが自動的に現れます!

スピーカーから音楽が流れて、無事に手術成功!!!

これで、ご長寿のハリアハイブリッド(30系)でもスマホの音楽が比較的クリアなサウンドで聴けるようになりました!

1か月ほどこの形態で音楽を聴いてみての感想です。

外部入力(AUX-IN)を設置するメリットは、

①FMトランスミッターより明らかに音質がクリアになる!

②出力(ボリューム)も問題なし!

③電波の干渉をほとんど(多くの車では全く)気にする必要がない!

④Amazon Music UnlimitedやSpotifyなどに入会すれば、CDを買う必要がなくなりコスパがはかり知れない!

一方、デメリットもわかってきました。

①ノイズはゼロにならない。

②最高音質ではない。

③スマホの通信容量気をつけてね。

実はこの手術を成功させるまで、さんざんの苦難がありました。お時間のある方はぜひ、 より詳細を記した「エピソード編」をご覧ください。

【白衣・研究報告】御長寿のハリアー(30系)にドシロウトが外部入力(AUX-IN)を設置した件(エピソード編)
満開の桜の木の下で西日を浴びる私の愛車・ハリアーハイブリッド いやー、美しい。いつもよりホクホクしているように見えます。仕事の大切な相棒として長く生活を共にしてきた、ハリアーハイブリッドです。現在の「60系」に対して、この車は「30系」と表

最後までお読みくださり、誠にありがとうございましたm(__)m

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