欅坂46 “黒い羊”
起床音楽は時々急にアイドルのMVを採用し、世の男性を応援しておりますが、今日は「アンビバレント」に続き2曲目の「けやき坂」です。私は彼女たちの歌唱やパフォーマンスについては残念ながら評価するに及ばないと思っています。しかし、秋元康さんの歌詞には、時々ですけど魅力を感じています。昨年秋元さんの作詞した「ポンキッキ」シリーズの主題歌を自分でアップしたりもしました。
NGT48のトラブル。人間関係のリスクマネージメントについてとても他人事とは思えず、考えさせられるものがありました。「被害者」のメンバーが脱退するという、ファンにとってもグループにとっても本当に最悪の結末になりました。先日その「卒業公演」で歌われたというこの曲、これはまさに、秋元さんの「アンサーソング」でしょう。「黒い羊（Black Sheep）」は英語では「のけ者、厄介者」という意味があります。彼女たちにとって「プロデューサー」であっても「チーフマネージャー」ではない秋元さんの微妙なお立場から、このトラブルに対する気持ちを、ある意味見事に表現なさったのだと思います。
