Earth, Wind & Fire “Let’s Groove”
高校時代、寮の朝の起床の放送で流れる音楽を選曲・録音する係であった起床音楽係。17歳当時の記憶がトラウマで、そのケアを目的にブログで朝の音楽「起床音楽」を投稿し始めたのが35歳の時でした。それから4年半、多少中断がありながらも継続し、本日1500曲目の選曲に到達することが出来ました。同時に私「起床音楽係E539」は40歳の誕生日を迎えました。昨年母が亡くなって以降今も消沈してばかりいましたが、今日は1500曲、40歳のダブルの到達を祝いたいと思います。超個人的な作業として開始したブログは、現在多くの方に見守っていただけるコンテンツにすくすくと育ち続けています。ブログ、ユーチューブ、ツイートをご覧の皆様、本当にありがとうございます。私はこれからも起床音楽を継続し、まずは5周年、2000曲、さらにその先へ歩みを続けてまいります。これからも、勝手に、一方的に、朝の音楽を皆様にお届けしてまいりますので、ますますのご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
そもそも本来は昨年の12月24日で1500曲到達予定でしたが、9月下旬にちょうど1か月の忌休をはさんで起床音楽を再開したところ、なんと自分の誕生日が1500曲目となることに気づきました。そのようなダブルの節目になる日ならば、自分にとって大好きな曲、自分の40代のテーマ曲となるような曲をしっかり選んだほうが良いと考えに考え抜いてこの曲を選びました。
「レッツ・グルーヴ」、本来は起床音楽の最終回前、ラスト2か3くらいにとっておこうと考えていたくらいの大切な曲です。いつもお世話になっている「Neverending Music」の翻訳歌詞をぜひご覧いただきたいと思いますが、歌詞が本当に素晴らしいのです。私の40代を象徴する曲として、40代のテーマ曲として、私のこれからの40代という10年間の半生がこの曲の歌詞のようにありたいと願って、今日の節目にこの曲を選ばせていただきました。
私がEWFに興味を持ち、繰り返し聴くようになったのは実は30歳を過ぎてからでした。EWFの全盛期は70年代後半から80年代前半であり、1982年生まれの私にとってはまさに「胎内音楽」であったに違いないのです。実母は私の出生前後に、当時福岡にあったデパート「ビブレ天神」で働いていた時期があり、そのころ有線で流れていた可能性もあります。1982年1月23日は土曜日でして、ビルボードの週間最新チャート発表の日でもありました。この週においてこの曲は全米8位にランクインしていました！
米国シカゴで歌手「モーリス・ホワイト（Maurice White）」を中心に結成された伝説のファンクバンド「アース・ウインド・アンド・ファイア」は70年代後半に「Shining Star」、「Sing a Song」、「September」、「Boogie Wonderland」、「After The Love Has Gone」と、他にも数えるときりがないほどの名曲の数々を生み出しました。そしてYMOも使っていた当時最新のヴォイスエフェクト「ヴォコーダー（Vocoder）」を使用して81年にリリースしたこの曲「レッツ・グルーヴ」は、ディスコ・ミュージックの金字塔となり、40年以上たった現在もEWFの代表曲として世界中の人々に愛され続けています。、、、誰ですか「ポスト・ディスコ」とか「かつての人気の復活は困難だった」とか書いてるのは！？ Wikipediaはもう無視して放置しましょうw 私にとってはこの曲こそが、愛してやまないディスコ・ミュージックの最も中心に位置する存在なのです。
私は30歳を母と妻に連れて行ってもらったハワイで迎えました。それから10年間、喜怒哀楽すべてが想像を遥かに上回って、良い人生を送らせていただきました。私を支えてくれる家族、そしてこの10年でお目にかかったすべての皆様に感謝を申し上げます。私はこの「レッツ・グルーヴ」をテーマ曲にして、これからの10年を健康に、そして人生のスパイスを分かちながらグルーヴしてゆきたいと存じます！ これからもよろしくお願い申し上げます！
余談ですが、モーリス・ホワイトを尊敬するドリームズカムトゥルーの中村正人さんが作曲したのが「決戦は金曜日」です。間違いなくこの曲のインスピレーションを受けていますw（起床音楽2018年4月27日投稿）
あと、この曲を聴くといつも思い出すのは、九州で以前放送された深夜番組「ドォーモ」の「前略、道路の上より」というコーナーですね。このテーマ曲も「レッツ・グルーヴ」でした。
