猿岩石 “白い雲のように”
まずは本当に有吉弘行さん、ご結婚おめでとうございます。ネットを見ると「電撃結婚」だのいろいろ書かれてますけど、別に芸能界に限らずプライベートの発表なんて急なことの方がほとんどだと思いますし、夏目三久さんとのご結婚、そんなに驚く話だろうか? 全く納得じゃないのかなと思うのですが!「強化週間」のさなかでの報道ということでしたので、少し迷いましたけど予定を変更して、今日は有吉さんが歌った一番の名曲をオンエアしたいと思います。
今や日本を代表するコメディアンのひとりとなった有吉さんですが、その有吉さんが今からちょうど25年前に「猿岩石」という漫才コンビを組んで一世を風靡し、歌を歌っていたことを若い方々は知らないのではないかと思います。彼らを有名にした「進め!電波少年」の話はぜひWikipediaで調べてもらうとして、1996年にリリースされたこの曲は作詞がなんと藤井フミヤさん、作曲が藤井尚之さんご兄弟なのです。もしかして若い人は藤井兄弟を知らない?w
藤井フミヤさんは福岡県久留米市のご出身で、弟の尚之さんとともに「チェッカーズ」というアイドルバンドで活躍され、解散後はシンガーソングライター、イラストレーターとマルチに活躍を続けられている方です。ご兄弟は「F-BLOOD」というユニット名で活動されてもいます。
この曲は25年経った今も本当に色あせない名曲でして、多くの方がカバーをされています。メイジェイ・クリスも良いですが、「猿岩石」において有吉さんの相方だった森脇和成さんが、これまた私の大好きな超一流ものまね芸人、布施辰徳さんとコラボしているのもいいですね。もうなんか立ち位置がビートきよし師匠っぽくてw
「猿岩石」が大フィーバーしているとき私は高校生でした。不思議と現役の起床音楽で流した記憶がないです。その後コンビは解散し、有吉さんには全く売れなかった不遇の時期があったそうです。個人的には2000年代前半ごろ「内村プロデュース」という番組で「猫男爵」という芸をやったり、ほかにもレギュラー陣を凌駕するようなアドリブ力を魅せたりと、私は個人的に好きだったんですけどね(Youtubeで探したけどないな~w)。
この曲はシングルでミリオンセラーとなりましたが、残念ながら紅白歌合戦には出場できませんでした。今年末にはぜひ審査員で出場してくれたらいいのにと思います。いや、やっぱり歌手としてこの曲を歌ってほしいです。できれば「猿岩石」で!