冨田勲 “天と地と~甲斐の軍勢~越後の冬”
いやいや観ましたよ。羽生結弦選手の渾身の演技を拝見し、涙しました。公式の試合で成功した人がいない「クアッドアクセル」という前人未到のジャンプに挑んだディフェンディングチャンピョンを、批判する人なんて世界に一人もいないですよ。本当に素晴らしい演技でしたm(__)m
羽生さんが選んだ音楽にも大変感動しました。「天と地と」というと私にとっては1990年代に公開された映画(渡辺謙さんが主演、テーマソングは小室哲哉さんが歌ったことで有名!)だったのですが、この曲はNHK大河ドラマのテーマソングで、なんと1969年の制作なのだそうです(主演は若き石坂浩二さん)! ビートルズが「アビイ・ロード」をリリースしていたようなときに、テレビで初めてカラー制作された大河ドラマだったそうです! 凄すぎます! 羽生さんはいったいどうやって50年以上も前のクラシックミュージックにたどり着いたのでしょうか!!?
何度聴いても明らかに、演奏ではなくマスタリングで音の強弱が動いてゆくのがお分かりと思います。そして途中から前のめりなほどに響く琵琶の鳴き声! やっぱり大河ドラマすげえや! 昨年の元旦には「八重の桜」のオープニングテーマを流しましたが、これからも大河ドラマのテーマには注目してまいりたいと思います。
4年前、ピョンチャンオリンピックの時にはすでに始まっていた起床音楽。羽生選手が金メダルを獲得した際はそのテーマ曲「陰陽師」をそのまま流しました。偶然にもその曲が起床音楽100曲目であったことが後で分かりました。それから4年経った1519曲目で再び羽生選手の楽曲が流せることを光栄に嬉しく思います!羽生選手、本当にお疲れ様でした!
ある意味「脳内ループ曲」なのですが、私にとって「天と地と」と言えば、小室哲哉さんが自ら歌唱したこの曲になりますm(__)m