小沢健二 “ぼくらが旅に出る理由”
最近本来投稿する6時30分に投稿できず、遅くなることが多くなっております。誠に申し訳ございません。はい、選曲に悩んでいるんですよ。いくつか候補はあるのですが、でも、今日は「いい夫婦の日」だから、やっぱり不倫とか恋の終わりの歌とかは駄目じゃないですか。あわてて間違った選曲をするよりは、少し遅くなってもその日に良いと思える選曲をした方が良いという判断をしているんです。
現在私は「ミュージックソムリエ」の養成講座を受けておりますが、昨夜の講義がまさに「シチュエーションと音楽」というものでした。その先生が最後に仰っていたことが身に沁みました。「正しい選曲というものはないが、間違った選曲というものはある」というものでした。例えば結婚式に使えそうな音楽だったとしても、その楽曲がタイアップされたドラマが夫が死ぬようなアンハッピーエンドだったとか、多くの人々に了解されても、一部の知識ある方には間違ったものになる可能性もあるのです。
知識を追求すればするほど選択肢は狭まり本当にきりがないのですが、私はこれからもしっかり悩みぬいて選曲を続けてまいりたいと思います。その昔、革命的な新しい装備が加わったとして、BGMにビートルズの「Revolution」を流した、極めてばかげた車のCMがございました。ご存知の方も多いと思いますが、当時の中国の文化大革命を揶揄した歌詞です。極めて腹立たしくその企業に電話を入れ講義した記憶がございます。「間違った選曲」はあるし、間違えないでいることは極めて難しいと思いますが、たとえ間違いがあったとしても、今述べたような「大きな間違い」でなければ良いのではないかと思います。
さて、今日はこの「ミュージックソムリエ」の課題曲を選ばせていただきました。旅行代理店のCMの選曲をもし私に依頼されたとしたら何を選ぶか? 途端に思いついた楽曲です。私にとって「脳内ループ」することも多い大切な楽曲です。1994年アルバムリリースされ、1996年にドラマ「翔太の寿司」の主題歌としてシングルリリースされました。私には記憶がないのですが、それこそ1999年に長崎への観光をPRするCMの楽曲として利用されたそうです。ぜひお聴きください。
本当に名曲でございます。私が大好きなアン・サリーさんをはじめ、フジファブリックなど多くの方々にカバーされています。それぞれが本当に良いのでぜひお聴きください。