AIR “New Song”
思い入れのある曲をご紹介させていただきます。3月26日ですので「326」、ナカムラミツルさん作詞の曲です。ちなみに誕生日は2月28日なのだそうです。
「19」を脱退して間もない頃、2000年に作詞したこの曲は、真正面から輪廻をテーマにした重みのある歌詞です。おそらく1番と2番の主人公が変わる(青年時と晩年時?)不思議な歌です。私は学生の頃この曲が大好きでした。
この曲をきっかけにAIRのライブにも行きましたが、バリバリのオルタナロックに大変戸惑った記憶があります。AIR、車谷浩司さんの曲は、この曲に限って趣きを大きく異にするものだったのです。たぶん”Ben folds five”のオマージュになるんでしょうけど、ギターレスバンド、つまりピアノ、ベース、ドラムという形態を採用して、穏やかなメロディを奏でます。
現在も326さんはイラストレーターとしてご活躍されています。車谷さんも現在は「Laika Came Back」というひとりユニットで活動されています。
あの頃全力で生きていたかな?もっともっと生き急げられなかったかな? この曲を聴く度に問いかけられます。本当に、多くの方に聴いてほしい一曲です。
(2022年3月8日追記)リンク貼りのため一部表記を変更しました。起床音楽を始めた当初のYouTubeリンクはデッドしていることが多いのですが、この曲は大丈夫そうで良かったです。