RAZZ MA TAZZ “LOVE Re-Do”
これは懐かしい!ご存知の方には珠玉の懐メロだと思います!「毎月2日は脳内ループ」ということで、選ばれる「脳内ループ曲」には、先月の「Kisses」みたいな30年かけて発見した壮大なものもあれば、最近私の脳内でなぜかヘビーローテーションする乙な曲も流しています。今回はまさに後者でして、1995年リリース、私が中学生のころからミスチルやスピッツとともに聴くことの多かったバンド「ラズマタズ」の代表曲のひとつになります。きっと夏の暑苦しい朝をいくらか爽快にしてくれる美しいロックンロールです。
「MERRY-GO-ROUND」とか「あじさい」とか往年の代表曲は幸いサブスクリプションでも聴くことが可能でしたので改めて聴いてみましたが、そのメロディー、ギターフレーズがたまらなく美しい!「ポストミスチル」というより「ポストスピッツ」というより、デビュー初期のビートルズが再来したかというほどのオールドスクールロックだったのですね! たまらなかったです!
最近仕事をしながら職場の階段を上るとき頭の中で繰り返し流れていたこの「ラブリードゥ(多分和製英語でしょう)」、かなりメロメロなラブソングだったと思ったのですが、実はそうでもなくてw じっくり歌詞を読むと、何度も喧嘩別れしてもやっぱり元さやに納まってしまうどちらかというとダメな男のラブソングなのです。ジグソーパズルのピースを簡単になくしてしまう私は大変共感いたしました。あまり人のこと言えないm(__)m
大阪出身のメンバーで構成されたこの5人組バンド「ラズマタズ」は1999年に解散、この曲を含め多くの代表曲の作曲を担当したギターの三木拓次さんは、2002年に33歳の若さで病死されました。現在は作詞担当・ヴォーカルの阿久延博さんが一人ユニットの形で活動を再開、現在まで継続されておられます。
今年3月にYouTubeで公式チャンネルが開設され、代表曲のMVを視聴できるようになったのですが、私がチャンネル登録者91人目であった模様です。あまりにももったいなさすぎます。珠玉の和製オールドスクールロックをぜひ多くの方に聴いていただきたいと思います。