Will Smith “Men In Black”
そりゃあ、怒るわ。同席している奥様の面前で侮辱するような言葉を言われたら、平手打ちでも軽い仕打ちと思うべきだわ。
日本時間で昨日米国で行われた第94回アカデミー賞授賞式で主演男優賞を受賞した名優でありラッパーの「ウィル・スミス」さん。同席している奥様「ジェイダ・ピンケット・スミス(Jada Koren Pinkett Smith)」さんが病気のために短髪にしていることに対し、プレゼンターのコメディアン「クリス・ロック(Chris Rock)」さんが「GIジェーン2への出演を待っているよ」などと言って侮辱したそうです。
「GIジェーン」といえば「デミ・ムーア(Demi Moore)」さんが主演し、過酷な海軍特殊部隊の特訓に挑む女性軍人をテーマにした映画です。途中でバリカンを使って坊主になったり、男性でもびっくりするくらいの下品な言葉を使ったり、1997年当時高校生だった私も映画館で観てドン引きしました。「サック・マイ・○○○○」と罵るシーンは今でもトラウマのように思い出します。翌年ラズベリー賞(最低主演女優賞)を獲得したのも、リドリースコット監督以下すべてのスタッフ・キャストに申し訳なくはあるけれども、正直納得したものです。
あらゆる暴力を許さない態度はもちろん正しいのですが、その上でウィル・スミスさんが「平手打ち」という行動を示したことに批判する気には全くなりません。プレゼンターの発言は疾患を持つ方々やその家族、そして「GIジェーン」の制作にかかわった方々にも失礼極まりません。一線を越えてしまったジョークは厳しく糾弾されるべきです。猛省していただきたいと思います。
さて、今日はウィル・スミスさんの往年の名曲のひとつ「メン・イン・ブラック」です! 第一作が「GIジェーン」と同じ1997年公開であったことに驚きです!そんなに昔だったのか、、、高校生のあのころ一番映画を観ていました。なんてったってこの映画は名脇役であり、現在は「宇宙人」としておなじみの「トミー・リー・ジョーンズ(Tommy Lee Jones)」さんの演技がステキです!是非お聴きください!
問題のビンタシーン。そりゃあ、怒るわ、、、。
映画「GIジェーン」のトラウマティックなシーン(閲覧注意?)