John Lennon and Plastic Ono Band “Give Peace A Chance”
毎年一年に一度、命日にこだわって選曲している日を今年も迎えました。12月8日は、歴史に残る音楽家として全く過言ではないと思いますが、「ジョン・レノン」さんの命日です。今日は1969年リリース、ビートルズ(The Beatles)解散前にシングルリリースされた名曲、邦題「平和を我等に」です。当時ベトナム戦争に対する反戦の意思を示す行動として「ベッド・イン」と呼ばれるパフォーマンスを行っており、そのホテルの中で居合わせた人々とともに収録されたそうです。とてもそんな雑多な状況での収録とは思えないほどパーカッションやコーラスが特徴的に響きます。確認はとれなかったのですが、おそらく「フィル・スペクター(Phil Spector)」さんがうまくマスタリングをされたからなのだと思います。
中高の寮生の頃、毎年12月8日は太平洋戦争の「開戦記念日」として旧日本軍の軍歌が流れていました。これに違和感を感じ、現役起床音楽係になった1998年のこの日は、ジョン・レノンさんの追悼としてビートルズの名曲をMDで編集し、メドレーにして流しました。この時の思いは今も全く変わりありません。開戦を美化する風潮にはこれからも警鐘を鳴らし続け、世界平和の願いを臆することなく発信してまいりたいと思います。
気づけば私はついに、ジョン・レノンさんよりも長生きしてしまいました。この曲を作った時の彼は29歳でした。彼に比べて自分が成し遂げたことの小ささを嘆きたくもありますが、今ある生に感謝し、誰かのためにお役に立てる人生をこれからも歩み続けたいと思います。
Give Peace A Chance (John Lennon) 〜 歌詞和訳|山本 剛
Give Peace A Chance (歌詞和訳) 〜 平和に機会を 確か邦題は「平和を我等に」だったと思うが、自分がこの歌の歌詞を訳した時はあえて直訳的に「平和に機会を」とした。言わずと知れた(と言いたいところだけれど最近はもう忘れられ...
平和を我等に - Wikipedia
ジョン・レノン - Wikipedia
プラスティック・オノ・バンド - Wikipedia
これまでの「12月8日」もかなり力を入れて投稿してきました。ぜひご覧ください。