Simon & Garfunkel “Bridge Over Troubled Water”
1998年、高校生のころ寮に入っていた私は、朝の起床のコールの後点呼の位置に集合するまでに流す音楽を選曲・録音・放送する係、「起床音楽係」を1年間担当しました。当時の選曲の上手くいかなさがその後長くトラウマの記憶になっていましたが、35歳のときに思い立ち、あの頃「17歳の僕」をかっこいい選曲でぎゃふんと言わすべく、「起床音楽」を再開しました。寮の係は1年で交代して終わりです。しかしブログの起床音楽は2017年11月1日の開始から計5年半、ブログの投稿を継続してまいりました。
そしてついに、本日で起床音楽は2000曲目に到達いたしました。「超個人的作業」として開始したこの活動は、もはや毎日多くの方々にご覧いただくコンテンツとなりました。これまでご覧いただき応援いただいたすべての皆様に深く感謝を申し上げます。起床音楽はもちろん明日以降も継続いたします。そしてYouTubeでの活動、年賀状の制作なども継続してまいりますので、これからも何卒ご愛顧のほどお願い申し上げます。
記念すべき2000曲目に「サイモンとガーファンクル」の代表曲、邦題「明日に架ける橋」を選曲させていただきました。皆様にご納得いただける素晴らしい名曲だと思います。今から53年前、1970年のリリースです。ビートルズが解散した同年、二人もこの曲をリリースした後一時的に解散してしまいます。ローリングストーン誌の「歴代最高の500曲」にはいつもランクインしており、2021年に更新された後も66位と高位にとどまっています。多くの歌手にカバーされてきました。
邦題は有名な第二次世界大戦の映画「戦場にかける橋(The Bridge on The River Kwai、1957年)」とよく似て勘違いしてしまうことがあります。時はベトナム戦争真っ只中、平和の想いを曲名に「かけた」のかと思いましたが、実際はそうではなく、単なる偶然なのだそうです。
以上が昨日まで開催した「曲当てクイズ」の答え合わせとなります。幸運にも正解された方がいらっしゃいますので、お約束通りお中元をお送りさせていただきます。到着をお楽しみにお待ちいただければと存じます。
父親の影響もあったのでしょうが、私は小学生高学年のころにはビートルズやクイーンと同様、この曲と「ミセス・ロビンソン(起床音楽未投稿)」を知っていました。ただ、高校生のころ現役起床音楽係だった時にこの曲を寮でかけた記憶がありません。53年前の曲ですから、リリース当時17歳だった方が現在70歳になられるのです。21世紀生まれの若い方には、きっと知らないという方もいらっしゃるでしょうし、今後も増えてゆくのでしょう。
起床音楽は「17歳の僕」のトラウマケアとしてスタートしましたが、1000曲を過ぎるころにはだいたいその役目を終え、それからの1000曲は音楽を勉強するおじさんの記録ブログの性質が強まったように思います。これからの1000曲がどうなってゆくのかは自分でもよく分かりませんが、そうですね、、、過去の音楽の知識の勉強はこれからも続けてゆくとともに、最新の流行の音楽もしっかりと追いかけてゆき、ビートルズ世代に最新のボカロミュージックを、Z世代に珠玉のブリティッシュロックを聴かせられるような、様々な世代に様々な音楽を広くご紹介できるような、そんなブログになれたらいいなと夢見たいと思います。
昨日もお伝えしましたが1999曲目、2000曲目なんて、始めた時は「妄想」の世界でした。相変わらず「大人になったら○○したい」と夢ばかり口にしておりますが、いつか必ず現実のものにしたいと思います。これからも朝の一曲を、勝手に、一方的に皆様にお届けいたします。末永くご愛顧のほどお願い申し上げます!!!!!
起床音楽2000曲を記念いたしまして、今回もベストセレクション「幕内ベスト・十両ベスト」を作りました!ぜひ皆様お聴きください!