起床音楽12月25日2174曲目

坂本龍一 “Merry Christmas Mr.Lawrence”

本日この曲を流せることを本当に嬉しく思います。そして、改めまして坂本龍一さんへの追悼の意を込めまして、今日は「戦場のメリークリスマス」とさせていただきました。1983年公開の映画は、世界的に好評を受け、坂本さんはこの映画で英国アカデミー賞作曲賞を受賞しました。2022年のご本人のライブ動画をご覧いただきます。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。ぜひお聴きください。

先日自宅で映画を拝見しました。広告ではどうしても「BL」が強調されがちですが、あまり露骨ではなく、それよりも日本と英国の文化のすれ違いだったり、戦場の極限の場で展開される人間愛がテーマだったのではないかと思いました。デヴィッド・ボウイさん、坂本龍一さんの、とても本業ミュージシャンとは思えない演技は見事でしたが、ビートたけしさんの演技はまさに怪演です。目線の合わない様子やたどたどしいセリフ遣いを大島渚監督がうまくまとめています。ラストの演技が見違えるんですけど、そこでうまく締めるために何度も頑張って撮り直したのだろうと思いました。いや、実際どうだったのでしょうか？ちょっと調べたがよく分かりませんでしたが。

ご本人のピアノ演奏が最も有名ですが、元々のシンセサイザーミュージックもとても良いです。ぜひお聴きください。